【完成作品】Topsy Turvy Beanie

早くしないと Still Light Tunic が着られなくなっちゃう!
と陽気と競争していたのですが
父から

前に編んでもらった帽子が暑くてもうかぶれない」

と電話が来たので、新しい帽子を編んでみました。


Topsy Turvy Beanie
デザイン:Michael Fons
使用糸:毛糸 ZAKKA ストアーズ Mon Ange
     綿 51% ・ 毛 49% COL.25 ラヴィーヌ(谷)
使用針:JP8号輪針



手持ちの糸で

 ・暑くなさそうで
 ・壮年男性に合いそうな色

となると、今年はじめに買った福袋に入っていた
Mon Ange がぴったりでした。

「手持ちの糸から適当なのを選んで編む」ってのは憧れだったんですよー

Mon Ange はサラッとしていて、真夏でも編めそうな手触りです。
(実際に八月くらいになったら意見が変わるかもですが)
でも100%コットンのような編みにくさはありませんでした。
ただ、縒りが甘くて糸割れがすごかった…

パターンはラベリー検索で

 棒針編み、ビーニー帽、DK/8ply、大人向け、男性向け、写真あり
 フリーもしくはネットでパターンが購入できるもの(すぐ編みたかったので)

の検索で出てきたうちでぱっと見て気に入ったものを購入しました。
見本写真がイケメンだったのも理由かも。


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Still Light Tunic #3


Still Light Tunic、ポケットを分けました。



Still Light Tunicデザイン:Veera Välimäki
使用糸:毛糸 ZAKKA ストアーズ Arles ベビーアルパカ100% チャーコールグレイ
使用針:JP3号輪針


Arles 8玉目に突入です。
「Still Light」(それでもやっぱり軽い、みたいな意味?)といいつつも
300g を超えて、針が重くなってきました。

ポケットを分けたのですが、
増し目をしてフレアになった裾を折りたたむ、という作り方でした。
折り紙みたいで面白い!

指定よりもハイゲージなので、ポケットの位置が
見本写真よりも上なのが気になります。
生地の重みで伸びることを祈る…

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【WIP】Still Light Tunic #2 / 世界最速のニッター

Still Light Tunicは腰のあたりまで編めました。


Still Light Tunicデザイン:Veera Välimäki
使用糸:毛糸 ZAKKA ストアーズ Arles ベビーアルパカ100% チャーコールグレイ
使用針:JP3号輪針


ウエストの辺りから、ポケットを形作るために
怒涛の増し目が始まっています。
今のところ350目くらいで一周するのに10分近くかかってしまいます。

速い人はどれくらいで編めるのかしら、という疑問がわいて調べてみたら
世界最速のニッターさんの動画を見つけました。

1分間で118目のギネス公認記録を持つ、
オランダ人の Miriam Tegels さんです。


速い!
とにかく全体的に動きが小さいです。
人差し指と親指、右手の針以外は、空間に固定されている感じすらします。

しかしこんな超速のミリアムさんにもライバルが。
3分間に262目の記録を持つ、
シェトランド諸島の Hazel Tindall さんです。


こちらも速い!しかもアメリカ式です。
何が起きているのか良く分りませんが、やはり動きは最小限。
旦那さんの着ているフェアアイルのセーターも凄まじい出来栄えです。

このお二人、2008年に直接対決したことがあるようです。


これは決勝戦の動画で、5人並んでいて
左から2人目がミリアムさん
真ん中がヘイゼルさんです。

3分間の3回勝負で結果は

Hazel Tindall 241/247/262 sts
Miriam Tegels 218/240/243 sts

1分間で118目と3分間に262目だと
前者のほうが速いと思われますが
3分間勝負だとヘイゼルさんの勝ちのようですね。
ミリアムさんは短距離走選手タイプなんでしょうか。

ただ、この勝負はギネスには登録されていないようで
世界最速ニッターの座は依然としてミリアムさんのもののようです。

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と、まあこんなことを調べている間にいったい何目編めたんでしょうか。
でも調べ物、好きだから仕方ないです。

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【WIP】Still Light Tunic #1

春が来る前に滑り込みでセーターを一枚編みたいと思い
Still Light Tunic を編み始めました。


Still Light Tunic
デザイン:Veera Välimäki
使用糸:毛糸 ZAKKA ストアーズ Arles ベビーアルパカ100% チャーコールグレイ
使用針:JP3号輪針


糸はお正月に買った毛糸 ZAKKA ストアーズの福袋に入っていた Arles です。
福袋の10玉だけでは足りないので、5玉買い足しました。

この Arles ですが、するんするんとしていてとても編み心地がいいです。
手に取った瞬間はヒヤッとするんですが、すぐに暖かくなります。
ほわほわっとした編みあがりも、とても気に入りました。

ただ、うちの猫もこの糸を気に入ってしまったみたいで
隙を見て噛み切ろうとしてしまうんです…
二回ほど止め切れなくて切り取られてしまいました。

アルパカ糸、おいしい匂いでもするんでしょうか。
それとも毛羽立っているところが猫心をそそるんでしょうか。

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サイズは胸囲 90cm と 100cm の間で作りたかったので
指定よりもちょっとハイゲージ(28目/10cm)で 100cm サイズで編んでいます。

前回、大きすぎるカーディガンを編んでしまったので
今回はしつっこいほどに試着をしています。
今のところはぴったりです。
なんとか3月中には編み上げたいなー

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【完成作品】靴下KAL2013 「Kiellinie」

ラベリー内「KAL in Japanese/KAL ひろば」で催されている
靴下KAL2013」の作品が完成しました。


Kiellinie
デザイン:Susanne Reese
使用糸:Schoppel-Wolle Admiral 4 fach / 4 ply ウール75% ナイロン25%
使用針:2.25cm 輪針



「Kiellinie」はデザイナーさんが住んでおられる
ドイツ・キール市の湾岸散歩道のことのようです。(google
たしかにボードウォークっぽい柄かも?

今まで作った靴下とは違い、足の甲側で増し目をしていくのが特徴です。
靴を履いてしまうと隠れてしまうけれど流れるリブ模様がかっこいい!

KAL内でも話題になっていましたが、
EU 44=28.5cm用のパターンなのでそのまま編むと、かなり大き目な靴下になってしまいます。

わたしは足の甲側・足首近く(Wedge)の増し目を
3段毎→2段毎に変更しました。
これで26.5cmの夫にはちょっときつめのフィットになりました。

この靴下は26cmの父にあげようと思います。
ちょうどバレンタイン間近だし。


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家庭用靴下編機

病院の待ち時間に雑誌を読んでいたら、気になる記事を見つけました。
なんでも銀座の和光でハンドメードの靴下を売っているとか。
家に帰って検索してみたら、サイトが見つかりました。

 紳士用品,靴下,WAKOオンラインストア|銀座・和光

 イギリスの伝統的なケーブル編みを贅沢にほどこした
 カシミヤ100%の靴下

 本体価格 ¥18,000
 素材:カシミヤ100%

「イギリス王室御用達として知られる、1893年創業の老舗ニットブランド「コーギー」の上質なカシミヤの靴下です。伝統的な手法のケーブル編みを全体にほどこし、ハンドメードでしっかりと厚地に編み上げており、格別のぬくもりで足元をやさしく包みます。」
カシミアって靴下に向いてるの? とか
一足18000円! とか
色々とびっくりしましたが、一番気になったのが「ハンドメード」という書き方です。
普通「手編み」って書かないかな?と。

製造元のサイトを探したところ、なぞが解けました。

 Handmade Cashmere Socks

 「100%カシミアの縄編み模様の靴下は、
 ウェールズ工場の家庭用靴下編機で
 熟練工によってハンドメードされました」
 (適当訳)



家庭用靴下編機!

なるほどそれなら「手編み」とは書かないし、
「ハンドメード」の表記もうなずけます。
それにしてもそんな機械があるとは寡聞にして初めて知りました。

youtubeに動画がありました。


100年モノの家庭用靴下編機だそうです。
たーのーしーそークルクルするのが実にいいですね。

これは欲しい!
安かったらクリスマスプレゼントにねだろうと思って調べてみましたが
eBayでは500ドル~2000ドルが相場のようです。
気軽には買えませんね。がっかり。

わたし億万長者になったらこの機械を買って
「お宅に余ってるソックヤーンを編んでさしあげます」
って商売を始めるんだ…手数料500円くらいで。

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【書籍】A/Tクリエイション・ニット―新感覚のフラットスタイル

古本屋さんで買った本

A/Tクリエイション・ニット―新感覚のフラットスタイル (Let’s knit series)
日本ヴォーグ社 (1999/10)


A/Tのデザイナー(当時)の板倉慶二さんがデザインをされています。
モデルは当時16歳の高橋マリ子さん。
スタイリングが往年のOliveっぽいです。



デザインの特徴として、形の面白さを前面に出しています。
普通の編み物本に出てくるような作品がほとんど無い。
「セーター」じゃなくて「ニット」って感じ。



左右で素材や質感が違う組み合わせ。
これはおしゃれすぎるだろう!
でもこの右ページのカウチン風のパーツ、左右対称に同じのを二つ編んで
組み合わせたら、コート風に着られないかなー?
一般人にはきついかな?


実はこの本、馬喰町の keito で見かけて面白いな、と思った本です。
非売品だったのでガッカリしたのですが
古本屋さんで見つけられて良かった。

隣に並んでいた Tsumori Chisato デザインのニット本も
いつか見つけられるといいな。


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